お疲れ様です。2回生の西田です。

昨日はインカレが終わって一発目の関大練でした。コースは美山までいって美山を2周して帰ってくる約180km。監督、マネージャーのゆうりちゃん、田渕さんがサポートしてくださり、ドリンクの補給がスムーズにできたり、TT的な練習もできました。本当にありがとうございました!

美山まで行くのは3回目。1回目が春、2回目が夏でした。1回目の頃は自分的に上りがよく走れていた頃で、2回目の時は不甲斐ないことに途中離脱してしまいました。僕の印象にあるのは只々しんどいコースだということです。今回も気合を入れて出発しました。

スタートしていつも1番最初の試練が高山。最近は5分も切れないことが続いていましたが、この日は何とか切れることができてよかったです。理由としては、以前監督に相談したところ耐えれていないだけということだったので、きつくなったところでもあまりギアを落とさないでいったのが良かったと思います。
高山を下ると日吉ダムまでほぼずっと平坦が続きます。途中アタックする人がいたり、それについていったりと皆いつもより積極的な練習ができていたと思います。
日吉ダムに着くと一度補給をして美山まで行くのですがここからの道も長く感じる地点です。しかし、この日は驚くほど足も心肺も疲れていない。調子が良いのか、グループ分けしていない分人数が多いからか分からないですが、個人的に感じたのは監督に言われたフォームも意識してみたから。後輪荷重、ハンドルを押す、加速し続ける意識のペダリング、踏むというより押し出す感じ。客観的に見ればまだまだですが意識するだけでも楽に感じました。ただ、しんどくなると忘れてしまうというより今までの慣れたフォームに頼りがちなのは直さないといけないです。そういう意味で上りがネックになってきます。
日吉ダムからは2つのグループに分かれて、先発組が久保田さん、手嶋、森下、大経大の金井さん、後発組が福元さん、二宮、僕のメンバーで先発組の90秒後に僕らがスタートして追い抜くという競争をしました。正直、足の状態を考えるといけると思いました。途中、サポートカーに前とのタイム差が教えていただけるので本格的で楽しかったです。前が見えると気持ちが楽になり気のせいか身体も楽になりました。ここで無理してペースを上げすぎると崩れるかもしれないのでジワジワ縮めていきました。そこらへんは二宮が上手いので助かりました。ゴール前の下りで一気にスピードを上げて追い抜いて何とか勝てました。
美山に着くと個人TTとしてまず1周しました。上りに入る前に僕の後にスタートした手嶋に追い抜かれてしまい下った後の平坦で金井さんと二宮にぬかされてしまいました。手嶋は平坦も速いですが上りも体重があるのによく上れていて自転車に関しては単純に尊敬します。あとは高いモチベーションを維持し続ければもっとすごくなると思うのですが、そればっかりは個人次第なので頑張って欲しいです笑。2周目は、久保田さんと金井さんの逃げを1分差で集団で追うというものでした。集団はすぐに崩壊してしまい、上りに入るころには手嶋と二宮と僕の3人になってしまいました。しかし、不甲斐ないことに僕も少し遅れてしまいました。平坦の信号でなんとか追いついて3人で回していると久保田さんが見え、追い抜いたのですが、先頭交代して後ろにつくときにダンシングすると太ももをつってしまってちぎれてしまいました。聞くと、金井さんはほぼ1人で逃げてタイム差は縮まっていなかったそうで、完全にコテンパンでした。やはりしんどいときにできるかどうかの差だと感じました。
後は帰るだけ、といっても道のりは長く、上りも待ち構えている。帰りは、先発組が二宮、金井さん、後発組が残りメンバーで同じく90秒差のスタート。ダンシングをするとつってしまうので交代した後着くのがしんどい。本当に申し訳ないことに手嶋に頼りきりの後発組でした。
日吉ダムの上りは二宮のアタックについていけずでした。日吉ダムを下ってから亀岡CCまでの平坦は交代を早くしてハイペースで行こうとなりました。最初50km/h以上で、皆交代が早すぎてすぐに崩壊してしまい、4人くらいになってしまいました。4人でもハイペースを保とうとしたので交代が追いつかず上手くいきませんでした。
亀岡CCでは、つま先の返しを意識して上りましたが、後半は上りきることしか考えられず、まだまだ意識が弱いなと感じました。間違いなく今までで1番しんどい亀岡CCでした。後は慣れたコースで、皆のびのびと走っている感じがしました。といっても手を抜くのではなく、いつものタイミングでインターバルがかかったりと終盤でも良い雰囲気で練習できたと思います。
学校に着くと僕は急いでバイトへいったのでした〜。

今回、良かった点として
①平坦で良い感覚が掴めた
②フォームのイメージが固まった
③意識することの大切さが分かった
④腰の痛みに耐えきった
⑤腰を休めるダンシングが有効だと分かった
⑥サポートのおかげでいつもできない練習ができたり休みも少なくできた
⑦皆、積極的に走れていた

逆に、悪かった点は
①後半にかけて落ちていってしまった
②上りで遅れてしまう
③アタックについてはいくが、自分からしかけなかった
④しんどくなると頭を使わなくなる

 

今回は強度の高い練習だったと感じましたが、インカレを見た直後だとこのくらいはこなせないといけないなと思いました。平坦で良い感覚が掴めたのを考えると、新人戦の1kmTTに向けて良かったと思います。調子もいい感じで上がってきているのでしっかり結果を残してきたいと思います!

 

ー 2回生西田優大 ー