こんにちは、二回生の田渕です!
他の人のレポートにもあるように先週の日曜日にAACAに出場してきました。5キロのど平坦周回コースを8周で40キロのレースです。

いつもであればこの時期はあまりレースにはエントリーしないのですが、今回は谷さんからのお誘いがあり、興味を持ったのでAACAのサイトをのぞいてみると大会コンセプトが僕の目指したい走り方と合致したので即決でエントリーしました。

レース当日は雨が降ったりやんだりしていましたがかろうじて半袖でいける感じでした。

今回のレースの目的
自分からアタックすること
積極的に前を引くことを躊躇しない

作戦
試走をしていないので1周目はコース確認。2周目はコース上でアタックしやすい場所の確認。3周目以降に調子の確認も含めて決めた場所でアタック。また、周回賞があるらしいのでそれも狙いに行く。最後は勝つためにベストな動きをする。

レース
スタートはローリングで、最初のコーナーが2連続のヘアピン(通称Zコーナー)なのでかなりゆっくりめにスタートしました。僕は後ろからスタートしたのでいち早く前に上がりたくてウズウズしていました。Zコーナーを抜けて直線に入ると、雨の影響もあり右側が池のようになっていました。

他の選手は皆、水たまりを避けて左によったので右側がガラガラ、(なぜそこを通って前に上がる選手がいないのか僕は疑問です)気にしない僕は右側を全力で駆け抜けました。20番ぐらいからスタートしたのにこのタイミングで先頭に立ちました。さらにちょうどリアルスタート。

せっかくスピードに乗ってるので予定にはないけれどそのままアタック、みんな元気なのでしっかりついてきました。その後は先頭でローテーションしながら1周目を終えました。

2周目はコースを確認をしつつ前のローテーションに入り、3周目に白いユニフォームの選手がいい感じで抜け出していたのでブリッジをかけました。後ろから関学の選手がついてきていて3人で少しの間走っていたのですが、ローテーションがうまく回らず吸収されました。

4周目と6周目は周回賞で4周目はどんな感じでペースが変化するのか確認、僕自身このコースでスプリントをしたことがなかったので、6周目は試しにスプリントに参加してみました。

バックの長いストレートで毎回デストラのラインが伸びることが分かっていたので、その後ろをいただきました。するとそれを嫌った選手が2人アタック、大集団でスプリントしても勝ち目が無いのでそれに反応して、最終コーナーを3人抜け出した3番手で入りました。が‥‥コーナーの苦手な僕は抜けたところで前2人に2車身ぐらい開けられてスプリント開始、さらに集団から2人かわされて5位でした。笑
スプリント致命的です‥‥。

この混乱に乗じて7周目の入りから久保田がアタックしていました。僕が追いかけても仕方ないので、集団で少し休んでいると久保田も集団に戻ってきました。まだまだ余裕みたいです。

7周目後半、ラスト1周を意識してか全体的にアタックが減っていてペースが落ち着いていたので、とりあえずペースアップのつもりでアタック少し集団から抜け出しました。コラッジョのユースの選手もいたのでいけるかなと思ったのですが結局追い風区間で集団も速くて吸収されました。

ラスト1周に入ると全体的に前にいこうとする選手が増え、ペースがかなり上がりました。僕は最終周のバックストレートで仕掛けるつもりだったのですが、ペースの上がっている集団から飛び出せるパワーがありませんでした。結局、最終コーナーに入る前のストレートでは集団前方にいたのが最終コーナーでは真ん中ぐらいに下がっていて、集団ゴールになってしまいました。

レース総括
積極的に動くことができたのは良かったと思う。ただ、一本一本のアタックが最大でも1分くらいしかもたずそのまま勝ちに行くには程遠いレベル。スプリントに参加できないのであれば、長距離でも短距離でもいいので途中で抜け出して逃げ切らないと勝てないから今後はそこも意識して練習していきたい。今回の遠征はかなり有意義だったと思う。今後もそれぞれのレースに目的を持って、勝つための走りにこだわっていきたい。

ー二回生 田渕 春歩ー