こんにちは!3回生の至田です。
今回は11月に参戦したキナンAACAと堺浜クリテリウムのレースレポートとちょうど同時並行で来年の目標設定シートを書いていたので、来年の目標について書いていこうと思います。
まず出場した2つのレースについて
キナンAACA
キナンAACAは私にとって初めて出場するレースでした。そのため、できるだけ集団に喰らいついて、完走することを目標としてレースに臨みました。結果的に100kmを完走することは出来ましたが、足が攣り集団からドロップし、ギリギリの完走でした。それまでの私の練習不足が祟り、集団の中でゴールを争えなかったという悔しい結果となってしまいましたが、同時に自身としては100kmのレースを走りきった経験が無かったので達成感があり、少し嬉しかったです。ですが、まだまだ長距離やロードレースが苦手な自分にとっては満足してはいられないので、これからも、頑張って練習をしようと思えるいい機会となりました。
堺浜クリテリウム
堺浜クリテリウムは今年の1月に走った事があり、コースやレースの特徴もある程度把握していたので、出場する「金太郎カップ」と「90分エンデューロ」での優勝や入賞を目標にレースに臨みました。金太郎カップはレース序盤から中盤にかけては集団の中で足を使わず、終盤に位置を上げ、スプリントを狙うといった作戦を立てていました。しかし、現実はそう上手くいかないものですね(笑) ラスト2周の途中で2人の逃げが出来、その逃げが決まり、残りの集団でのスプリントで着争いとなりました。そしてスプリントはと言うと、集団の中ほどから位置を上げきれず最終コーナーを迎え、スプリント中には前走者によってラインを塞がれてしまい、全開でもがけないまま7位とイマイチな結果に、、 ですが、そのリザルトを引きずる訳にもいかないので、気持ちを切り替えてエンデューロに臨みました。エンデューロ前半はサポートライダーで走ってくださっていたプロ選手の後ろで足を休め、走行ラインを合わせることでコーナリングや踏む&休むタイミングなどを真似て学びつつ走っていました。そして後半になると、ある程度集団の人数が絞られ、アタックが掛かり、逃げようとする人を潰して時間を消化していきました。ここで私は金太郎カップによって逃げが決まったこと、そして集団の皆の表情や走りから、しんどいのは皆一緒だと踏んで、ラスト一周を1人で飛び出すことにしました!ラスト1周のラインを切ると同時に、アタックをかけて途中までは後方とある程度の差は付けられていましたが、丸1周となるとやはり最後はタレてしまい、最後のゴール直前で2人にかわされ総合としては3位になりました。結果的に、積極的に動けたのは自分でも良かったとことだと思いますが、アタックを決めた後の最後まで逃げ切れるパワーと精神力がまだ足りないなと感じました。最後に、両者とも久々に出場したレースでありとても楽しかったので、これからも積極的に参戦して力をつけていこうと思います!
最後に目標について、私は長らくクラス2に昇格し、インカレに出場するという目標がありましたが、その目標が達成された今引退までに掲げる目標はクラス1への昇格して勝負をする、全日本学生選手権クリテリウム大会(以下全学クリテ)での入賞、そして、学連や一般問わず1つでも多くのレースで優勝を取ることの3つです!自分の得意分野はスプリントですが、ターゲットの一つである全学クリテは常に足を使って位置取りをしないといけないほどポジション争いが激しく、その中で毎周回スプリントをし、ポイントを取らなければなりません。今年出場しましたが、5周目は5着(3着までポイントが付く)、最終リザルトは22位と全日本のポイントをあと少しで逃し、悔しい思いをしました。来年は自分にとってラストチャンスなので、このままでは終わらせたくありません!そのため、これまでのレースや練習から私に足りないものを考えてみました。それは主に、スプリントやインターバル後の回復力、集団前方に位置取る力、そして2分以降の平均パワー域が全体的に低いことだと感じています。これからは上記の弱点をオフシーズンに克服し、ベストな状態でレースに臨み、リザルトに繋げることを目標に頑張ります!
長々と書きましたが、読んで頂きありがとうございました!
3回生 至田 恵人