こんにちは、2回生マネージャーの川島です。他の部員が書いているように、8/31〜9/3にかけて開催された第73回インカレについての記事です!
今回のインカレはトラック競技が美鈴湖自転車競技場、ロードは美麻で行われました。天気は雨の予報があったので心配がありましたが、なんとか競技中は降雨なく暑い日差しが差すこともあり、良い天気の中で行うことができました。

今回、私は2回目のインカレへの帯同でしたが、去年と違って大まかな流れや雰囲気を経験しているので良くも悪くも緊張なくサポートできました。後輩ができたことでやり方なども変わって、やらなければいけないことも増えて、ハッキリ言って去年より集中できていなかったと感じましたが、なんとか合格の最低点かなと思います。

先に良かった点を挙げるとしたら1つ、去年よりもチームとしてのまとまりが良くなっていることです!
卒業された先輩が1人、入ってきた1回生が1人とチームの体制があまり大きく変わらなかったので、チームの変化がより強く意識されました。

インカレ1日目
1日目は山神さんと福元さんのスプリント、手嶋の個抜きの2種目だったため特に慌てることなく1日目が終わったな、と感じました。
1回生のマネージャーは初のインカレということもあり、多少緊張していたようですがそれぞれの役割をきちんとこなして臨機応変に対応できていたと思います。

2日目
出場種目が多く、団抜きなど力を入れている団体種目のある2日目はいつも以上に張り詰めた雰囲気でした。応援に熱が入り、チーム全体が必死になってエールを送っていて、その場面は1番記憶に残っています。結果は4.35.158 と、去年の記録より7秒ほど縮め、次のインカレへの選手のモチベーションを奮起させる良い走りでした。
2日目のケイリン敗者復活戦で山神さんが1位を獲得し、3日目のケイリン7-12位決定戦への出場を決めたため、トラック競技の最後まで楽しみのある今大会でした。男子スプリントを観戦していた時、マネージャーの後輩からスプリントが面白い!という声があがっていて、元々自転車について何も知らずに入部したマネージャーが半年経ってインカレの舞台で自転車を楽しんで見ている姿は、今後上回生になって自転車の面白さを伝えてくれる、チームを引っ張っていくマネージャーになってくれる、と思わせてくれました。

3日目、ケイリン7-12位決定戦の結果は5着で11位となりました。インカレの3日目までマネージャーやサポートの部員を応援させてくれた選手にはとても感謝しています。この日関大からの出場はケイリンのみだったので部員それぞれ違う動きをしていましたが、観戦中はみんな一緒に観ていて、その中で部員同士が他大学の選手やその走りを見てここがすごい!あの人がすごい!という話をしていました。話している時の部員は楽しそうで、そんなところを見るとやっぱり自転車が好きなんだなと思いました。その気持ちと+勝ちたいという気持ちをインカレが終わってもシーズンオフになっても強く持ち続けてほしいと思います。

4日目はロードレース。美麻のコースを14周回、176.4km。完走してほしい!大学ポイントを取ってほしい!と言いながらも走らない人にとって176kmというのは恐ろしい数字ですね…今回ロード出場選手は小西さん、松兼さん、山神さん、久保田さん、二宮と5人!補給はマネージャー3人で行いました。内2人は初めての補給でとても不安そうでしたが、去年のインカレで私は補給の失敗経験があったので、何とかなるよ〜と言って3人で前夜に補給準備!眠い眠い言いながらバナナをラップで包んでボトルにテープを貼ってワイワイやってました。当日は早くに会場入りして補給の場所取りをして、みんなで動きを確認していざロードスタート!小西さんと久保田さんが序盤から中盤にかけて集団内にいたので安心して観戦。補給が始まる4周回あたりから関大メンバーのDNFが何人か…最近チームの意識を高めてくれている二宮にはこれからの練習と来年のインカレでの活躍に期待したいです。補給の内容を補給所より手前に待機しているサポートが無線で連絡して、マネが用意して補給するという体制をとっていましたが、今回のインカレで1番スムーズに的確に行えたサポートでした。3人いるとはいえ、補給の内容が無線で飛んできてからは小西さんはコーラで久保田さんはスポーツドリンクで〜と忙しかったですが滞りなく補給できました。1回生も失敗せず良い体制が築けていたと思います。

今回のインカレでは後輩の指導を目的に、できるだけ後輩に率先して動いてもらおうと仕事を任せたりしていました。所々で後輩が私のミスをカバーしてくれる場面があり、後輩2人で協力して行動している時もあれば各々が各々の役割をこなしている時もあり、臨機応変な対応やそれぞれの意思で行動ができていてとても頼りになると思いました。初めての後輩で、毎年マネージャーが来るわけではないことが常に意識にあったので後輩に対して少し甘い対応をしていましたが、他人のミスを自分が謝罪してフォローすることは不必要なことだとハッキリしたので、今後は後輩2人が2人だけでもサポートをしっかり行えるように積極性を持つことを教えたいと思います。
去年のインカレから今回のインカレまでを振り返ると、モチベーションには波があるものとは思ってもやはりインカレ終了時点のモチベーションは保てないようで、団抜きで小西さんが抜けた穴は大きいですし、去年一年と同じようにならないでほしいです。先に書いた通りチームとしての団結力は強くなっていると感じましたし、今年のインカレは去年よりもみんなの勝ちたいという気持ちが強くなっていると感じたので来年はよりたくさんの部員がインカレに出場して、より良い記録を出してくれることを期待しています。
今年のインカレで関西大学はケイリン11位、個抜き11位、団抜き11位、チースプ17位、スプリント予選敗退という結果となりました。来年に向けて良い雰囲気ができているので、応援よろしく御願い致します!

ー2回生 川島 末琴ー