お疲れ様です。2回生の森下です。
今年も無事、インカレが終了しました!ということで今回は、インカレのレポートとさせていただきます。

今年のインカレは8/31〜2の3日間で長野県の美鈴湖自転車競技場、9/3に同じく長野県の美麻でロードレースが行われ、計4日間全国の大学と闘ってきました。自分は残念ながら実力及ばす、出場することが出来ませんでした。なので、インカレメンバーのサポートに専念!そしてがっつり応援してきました。

全体的にサポートしてて思った良い点は、昨年よりも積極的に動くことが出来ているということでした。付き人として、先輩に何をして欲しいか細かく頻繁に聞いて対応出来たり、誰かに何かしら手伝いを求めてそうな人たちの元へ駆け寄って対応出来たり、機材調節の手伝いが出来たりなど、とにかく昨年と違い、手が空いているということはありませんでした。以下は観戦していて思った反省点を述べていこうと思います。

競技を見ていて非常にまずいなと焦る点の方が多々ありました。自分は今年で2回生。大学生として自転車競技が出来るのは残り2年。つまり、インカレに出場出来るのも4回中残り2回。去年も今年も出場すら果たしていない自分は2回もチャンスを無駄にしてしまっているということです。実際、競技を見ていて関西大学の自転車部のチームの一員として戦力になれていない、スタート地点にも立てていないという悔しい思いや今までインカレに向けて自分の意識が出場を果たして目の前でチーム代表として闘っている人たちに比べて低かった、もっと熱心に練習すればよかったという後悔の気持ちが込み上げてくることが多々ありました。この気持ちを忘れず、来年のインカレでは、チームの為にも自分のためにも必ず出場を果たして結果を残したいです。

とはいっても、出場出来たとしても結果を残すことが出来ないと意味がありません。今回のインカレで今までの練習で全然歯が立たなかった先輩方でさえ、強豪校の選手には全然敵わないことが明らかになりました。つまり、今までの練習量では出場は出来ても勝てないということです。
例えば1日目の最初のスプリント。パワーマックスの数値部内最高の1300wを出す福元さんや短距離で圧倒的エースの山神さんでさえ予選落ちという結果でした。聞いたところによると、日大のスプリンターは1600wを出すらしいです。よって、短距離で勝つためには1600wは最低出さないといけません。
このようなことをインカレ初っ端から痛感ささられました。

自分が勝負したいと思っている競技は今のところは1kmTTとタンデムスプリントです。これらは1日目、2日目両方観戦させていただきました。どちらの競技も、有力選手は皆体格の時点で自分達よりもかなり大きく、体幹も筋力も自分とは比べものにならない程でした。更に、筋肉の可動域も全然違うことが見てとれました。彼らはペダルを踏む際に、腰の方の筋肉まで大きく動いていました。なるほど、脚や尻の筋肉だけでなく、他のあらゆる筋肉も使うことで、圧倒的なスピードを生み出しているのだなと思いました。
やはり、最低でも筋力は首位の大学の選手達と肩を並べる以上はつけていかなければならない、と実感しました。

しかし、彼らほどの筋力を備えた選手も今の関大自転車部にはまだ1人もいません。試合を見て、うわあの選手ゴツいなーと感心するのではなく、それらの選手を超えていかなければ絶対に勝てないです。なので、自分が考えたこととしてはまずは筋トレ。今まで以上に負荷のかかるメニューで毎日違う部位を鍛える。まずは目標として監督が仰っていた自分の体重×2.5の負荷のフルスクワットが出来なければいけません。しかし自分はまだ自分の体重の2倍の負荷のスクワットも出来ていないので、それをとりあえずは来月の16日にある新人戦までに出来るようにします。

付けた筋力を自転車で活かすために、筋トレ後に高いケイデンスで回す練習も取り入れようと思います。そうすることで、鍛えた筋肉を自転車で使える筋肉に出来るそうです。(いろんな先輩から聞いたのでおそらく合ってると思います)

筋トレして、脚を回す。この練習を毎日繰り返しすることで自転車の筋力はある程度付いてくるのではないでしょうか。
インカレ選手に勝つために、まずは筋力をつける。ゴツくなる。そうすればタイムは縮まっていくはずです。

また、筋力同様最低必要不可欠なA基準を切っておくことです。
自分は先程も申し上げた通り1kmTTでA基準を切らなければなりません。現在の基準タイムは1分9秒99です。このタイムを叩きださないと、B基準を切っても出場出来るポイントレースやスクラッチ、タンデムなどの競技もB基準だけでは絶対に勝てません。インカレを見ていると、どの競技でも有力選手は必ず余裕でA基準を打破しています。なので絶対A基準は切って試合に臨まなければなりません。自分は今まだB基準しか切れていないので、これも今後の大きな目標として掲げたいと思います。自分には1kmTTで必要なゼロスタートの時に使う瞬発力や後半ペースが落ちないようにペダルを踏み直すパワーがまだまだインカレ有力選手には劣っているので、大まかな戦略としてまずはパワーマックスと筋トレである程度パワーを付け、それから実走で練習して完成させていこうと思います。

来年のインカレはもう始まっています。監督はそう仰っていました。休んでる暇はありません。オフ期間はとりあえずがっつり筋トレとパワーマックスをして鍛え、毎日ただこなすだけでなく、強くなることに繋がる意味のある練習をしていきます!

では、来年の目標は?といいますと、もちろんインカレに出場することは大前提。今年は惜しくも個人種目においてはスプリントで予選敗退、1kmTTやポイントレース、スクラッチ、タンデムには出場すら出来ていないという結果が目立ってしまいました。なので、来年は1kmTTとタンデムで出場し、予選通過することを自分の個人としての来年のインカレ目標とします。その為には、先程も述べた通りパワーマックスの数値で福元さん以上の数値を叩き出し、スクワットを自分の体重×2.5倍。今の体重は64kgなので、160kgですね。更に1分間自分に合った負荷を死ぬ気でもがき続けるパワーマックスの地獄のメニューの1つ、ウィンゲートテストを現状は600wいくかいかないかぐらいですが、これを700w。これが出来るようになればおそらく大丈夫かなと思われます。A基準も切れるはずです。道のりは長いですが、授業の合間をぬったりして毎日地道に努力していきます!

最後に応援してくださった保護者の方々、身体のケアをしてくださったトレーナーの花谷さんや青山さん、どうもありがとうございました!

 

 

 

 

 

ー 2回生 森下 拓海 ー