こんにちは。一回生の片岡です。今回は先週の土曜日(8日)に愛知県の新城市で開催されたAACAについてお書きします。

一回生にとって初めての大会だったので、僕は一番下のクラスである1-4に出場しました。1.4km✕10周の14kmのコースで、辛い時間はそれほど長くはならないだろうと思っていました。
出走の40分ほど前からローラーに乗って体を温めていたのですが、長く乗りすぎたために他の人に遅れをとってしまい、スタート位置は最後尾となってしまいました。待ち時間では平静を装って何とか気持ちを維持しようとしたのですが、緊張で参ってしまいそうでした。
スタートするといきなり登りで加速したため、1周目から息がきれました。このペースでいけるのか、と思いながら4周目の上り坂に至ったときに、僕の丁度前くらいで集団が分かれてしまいました。埋めるために一生懸命漕いだのですが、前の集団が先に下り坂で加速していったため、スリップストリームの恩恵を受けることもできずなかなか差が埋まりませんでした。
6周目をむかえた頃には、前後の集団の真ん中くらいを一人で走っている状況でした。ところが、付き添いで走ってくれていたキナンの選手の方が僕のお尻を押してくれたおかげで、速度と励ましをもらい、前の集団に混じることができました。最後の周では一気に集団が加速しましたが、後の事を考えずに残りの体力を振り絞ってもがきました。

結果は先輩曰く、10か11位だったそうです。振り返ってみると楽しかったと感じる一方、走っているときは30分にも満たない時間が永遠にも感じられるほど辛かったです。デビュー戦で完走できたのは何よりも嬉しかったです。しかし反省点も多く、まず自分自身の力で前方集団に追いつけなかったことに悔しさを感じます。他にもコーナリングの技術や、先へ行こうとする貪欲さが足りないことなどを先輩方から指摘していただきました。次のレースは未定ですが、体力はもちろんのこと、精神のコントロールや操作技術もさらに意識していこうと思います。

 

ー一回生 片岡 知也ー